2014年10月03日
いわき市視察の報告④~FMいわき
こんにちは!フクシマいわきプロジェクトの片岡です!
私たちは今年の夏休みに、福島いわき復興プロジェクトの合宿として福島県いわき市を訪れました。
私はいわき市を訪れたのは初めてでしたが、お祭りシーズンともあって駅付近には人がたくさん集まり、賑やかな雰囲気の印象でした。
そんないわき駅周辺にある「SEA WAVE FMいわき」という民間のラジオ放送局へ、私を含め5人の班員で訪れました。
//img01.shiga-saku.net/usr/h/e/l/helloiwaki/P1070135.jpg
私たちにお話をして下さったのは、安部正明局長です。
安部さんはこのラジオ局へ勤められる以前、関西にあるテレビ放送局に勤められていたそうです。
なぜ、関西の都会にあるテレビ局から地方の民間ラジオ局へ勤められることになったのか。
安部さんはその理由を、
「テレビ局はたくさんの人たちに情報を届けることが出来るというメリットがあるけれど、情報を届ける市民の方たちととても距離を感じていて、もっと市民の方たちの顔が見える形で情報を届けたいと思ったから。」とおっしゃられていました。
「顔の見えるメディア」 安部さんは民間ラジオのことをそう呼ばれており、この民間ラジオを市民の方たちにとって「かわら板」のような役割として利用してほしいと考えておられました。
そんな「顔の見えるメディア」「かわら板としての役割」を目指して、普段からこのラジオ局では、市民の方たちの情報による市民の方たちのための情報を放送されています。また、ラジオ局へ招待されるゲストは90%近くが市民の方だそうです。
このような市民の方たちとの敷居の低いお付き合いが安部さんの目指す民間ラジオの在り方なのだなと感じました。
そんな民間ラジオ局「SEA WAVE FMいわき」も、3年前の2011年3月11日に震災を経験しました。
当時は、被災直後から24時間緊急放送を3週間続けたそうです。
それも、帰宅せざるを得ない職員も多かったため、業務は全員でではなく残った職員9名で3人班を3グループ作り、24時間を8時間ずつに分けて業務を担当したそうです。
1グループの役割・・・情報整理/原稿制作/アナウンス
2グループの役割・・・職員たちの食事の用意/情報のリサーチ
3グループの役割・・・就寝
これらの役割を8時間交代で24時間3週間も続けたそうです。
どうしてこのような過酷な状況を続けることができたのか。家族のもとへ帰りたいとは思わなかったのか。
私はそのような質問を安部さんにしました。すると安部さんは、
「もちろん家族の元へ帰りたいとは思いました。けれど、同じ被災者の立場である市民の方々が、私たちのことを気遣って食料を分けに来てくれたり、水の出る水道の場所を教えてくれたり、お風呂を貸してくれたりと、私たちが情報を届けることで、市民の方々から直接感謝を伝えてもらえることがとても嬉しかったんです。」とおっしゃられていました。
普段から市民の方々と敷居の低い付き合いをしていたことが、このような出来事につながったのだと思いました。
震災から3年半が過ぎた今、FMいわきでは復興に向けた番組作りをしており、前向きな情報を届けようと意識しているそうです。
最後に安部さんから、「物事を俯瞰(ふかん)で見ることの大切さ」を教えていただきました。
勉強や将来の仕事など、何事においても広い視野を持って見極めることが大切であるということです。
今回の訪問を通して民間ラジオの役割を知り、働くことの意義について考えさせられました。
安部さんと出会えたことで、将来私も自分の仕事に対して誇りを持ち、正義感を持って働ける職場に就職したいと思いました。
そのためにも物事を俯瞰で捉え、これからの学生生活が豊かになるように、この体験を活かして行きたいと思いました。
私たちは今年の夏休みに、福島いわき復興プロジェクトの合宿として福島県いわき市を訪れました。
私はいわき市を訪れたのは初めてでしたが、お祭りシーズンともあって駅付近には人がたくさん集まり、賑やかな雰囲気の印象でした。
そんないわき駅周辺にある「SEA WAVE FMいわき」という民間のラジオ放送局へ、私を含め5人の班員で訪れました。
//img01.shiga-saku.net/usr/h/e/l/helloiwaki/P1070135.jpg
私たちにお話をして下さったのは、安部正明局長です。
安部さんはこのラジオ局へ勤められる以前、関西にあるテレビ放送局に勤められていたそうです。
なぜ、関西の都会にあるテレビ局から地方の民間ラジオ局へ勤められることになったのか。
安部さんはその理由を、
「テレビ局はたくさんの人たちに情報を届けることが出来るというメリットがあるけれど、情報を届ける市民の方たちととても距離を感じていて、もっと市民の方たちの顔が見える形で情報を届けたいと思ったから。」とおっしゃられていました。
「顔の見えるメディア」 安部さんは民間ラジオのことをそう呼ばれており、この民間ラジオを市民の方たちにとって「かわら板」のような役割として利用してほしいと考えておられました。
そんな「顔の見えるメディア」「かわら板としての役割」を目指して、普段からこのラジオ局では、市民の方たちの情報による市民の方たちのための情報を放送されています。また、ラジオ局へ招待されるゲストは90%近くが市民の方だそうです。
このような市民の方たちとの敷居の低いお付き合いが安部さんの目指す民間ラジオの在り方なのだなと感じました。
そんな民間ラジオ局「SEA WAVE FMいわき」も、3年前の2011年3月11日に震災を経験しました。
当時は、被災直後から24時間緊急放送を3週間続けたそうです。
それも、帰宅せざるを得ない職員も多かったため、業務は全員でではなく残った職員9名で3人班を3グループ作り、24時間を8時間ずつに分けて業務を担当したそうです。
1グループの役割・・・情報整理/原稿制作/アナウンス
2グループの役割・・・職員たちの食事の用意/情報のリサーチ
3グループの役割・・・就寝
これらの役割を8時間交代で24時間3週間も続けたそうです。
どうしてこのような過酷な状況を続けることができたのか。家族のもとへ帰りたいとは思わなかったのか。
私はそのような質問を安部さんにしました。すると安部さんは、
「もちろん家族の元へ帰りたいとは思いました。けれど、同じ被災者の立場である市民の方々が、私たちのことを気遣って食料を分けに来てくれたり、水の出る水道の場所を教えてくれたり、お風呂を貸してくれたりと、私たちが情報を届けることで、市民の方々から直接感謝を伝えてもらえることがとても嬉しかったんです。」とおっしゃられていました。
普段から市民の方々と敷居の低い付き合いをしていたことが、このような出来事につながったのだと思いました。
震災から3年半が過ぎた今、FMいわきでは復興に向けた番組作りをしており、前向きな情報を届けようと意識しているそうです。
最後に安部さんから、「物事を俯瞰(ふかん)で見ることの大切さ」を教えていただきました。
勉強や将来の仕事など、何事においても広い視野を持って見極めることが大切であるということです。
今回の訪問を通して民間ラジオの役割を知り、働くことの意義について考えさせられました。
安部さんと出会えたことで、将来私も自分の仕事に対して誇りを持ち、正義感を持って働ける職場に就職したいと思いました。
そのためにも物事を俯瞰で捉え、これからの学生生活が豊かになるように、この体験を活かして行きたいと思いました。
2014年10月02日
いわき市視察の報告②〜平七夕祭り〜
こんにちは!フクシマいわきプロジェクトの岡地です!
今回私が紹介するのはいわき市駅周辺で行われていた平七夕祭りです。
8月6日〜8日にかけて開催され、駅周辺は歩行者天国となっており、連日お祭りを楽しみにしていたお客さんで賑わっていました!
出店もたくさんありましたがその中で1番印象に残っているのは、地元のイチゴをジャムのように煮詰めて作ったシロップのかかったカキ氷です!砂糖をほとんど入れていなくイチゴそのものの甘さを存分に活かしたシロップで今までで食べた中で最高に美味しいカキ氷でした!お店のおばちゃんも凄く面白くて親切でした!
お祭りの最終日にはいわき市の皆さんで踊る「いわき踊り」が行われていました。
小さい子供からお年寄りまでいわき市民の元気いっぱいな踊りを見ることができました!
とても楽しく、人との触れ合いがあるお祭りでした!!

今回私が紹介するのはいわき市駅周辺で行われていた平七夕祭りです。
8月6日〜8日にかけて開催され、駅周辺は歩行者天国となっており、連日お祭りを楽しみにしていたお客さんで賑わっていました!
出店もたくさんありましたがその中で1番印象に残っているのは、地元のイチゴをジャムのように煮詰めて作ったシロップのかかったカキ氷です!砂糖をほとんど入れていなくイチゴそのものの甘さを存分に活かしたシロップで今までで食べた中で最高に美味しいカキ氷でした!お店のおばちゃんも凄く面白くて親切でした!
お祭りの最終日にはいわき市の皆さんで踊る「いわき踊り」が行われていました。
小さい子供からお年寄りまでいわき市民の元気いっぱいな踊りを見ることができました!
とても楽しく、人との触れ合いがあるお祭りでした!!
