2013年10月30日
いわき市視察の報告⑨~東日大の学生さんのお話
こんにちは!フクシマいわきプロジェクトの濱野です!
この記事では、東日本国際大学の学生さんと交流した時に聞いたお話の中で印象に残っていることについて書きたいと思います。
私達が交流した東日本国際大学の学生さんの中に、震災後富岡町からいわき市に避難されている方が居ました。
富岡町は福島第一原発から20km圏内の位置にあります。原発事故以来、町全域が立入禁止の警戒区域と指定され、今もなおその状態が続いています。
今はいわき市内でアパートを借りて両親と住んでいるというその学生さんから
避難者は月々いくらかの補助金をもらっているということ、医療費や高速道路代などは補償されており、無料で使用出来るということを聞きました。
そして、生まれてからずっといわき市に住んでいるという
他の学生さんの意見も聞くことが出来ました。
その学生さんは、いわき市が立入禁止の警戒区域に住む被災者などを積極的に受け入れていることについては
震災後助け合いが必要だと強く感じたし、良いことだと思うけど
いわき市の人口が増えることによって
スーパーなどの商業施設や医療機関が混んでいることが多くなった。
と、教えてくれました。
その後も様々な話を聞き
避難者の受け入れを断ったりいわき市の人口を減らすのではなく
移動販売を行ったり、お店を増やすことによって混雑を緩和させることを望んでいるとおっしゃってました。
津波や原発事故の報道だけではなく
震災によって変化した、このような被災地の現状をメディアはもっと取り上げるべきだと私は思いました。
この記事では、東日本国際大学の学生さんと交流した時に聞いたお話の中で印象に残っていることについて書きたいと思います。
私達が交流した東日本国際大学の学生さんの中に、震災後富岡町からいわき市に避難されている方が居ました。
富岡町は福島第一原発から20km圏内の位置にあります。原発事故以来、町全域が立入禁止の警戒区域と指定され、今もなおその状態が続いています。
今はいわき市内でアパートを借りて両親と住んでいるというその学生さんから
避難者は月々いくらかの補助金をもらっているということ、医療費や高速道路代などは補償されており、無料で使用出来るということを聞きました。
そして、生まれてからずっといわき市に住んでいるという
他の学生さんの意見も聞くことが出来ました。
その学生さんは、いわき市が立入禁止の警戒区域に住む被災者などを積極的に受け入れていることについては
震災後助け合いが必要だと強く感じたし、良いことだと思うけど
いわき市の人口が増えることによって
スーパーなどの商業施設や医療機関が混んでいることが多くなった。
と、教えてくれました。
その後も様々な話を聞き
避難者の受け入れを断ったりいわき市の人口を減らすのではなく
移動販売を行ったり、お店を増やすことによって混雑を緩和させることを望んでいるとおっしゃってました。
津波や原発事故の報道だけではなく
震災によって変化した、このような被災地の現状をメディアはもっと取り上げるべきだと私は思いました。
2013年10月29日
「いわき市視察の報告⑧~東日本国際大学」
こんにちは、フクシマいわきプロジェクトの小森です!
この記事では、いわき訪問2日目に私たちと交流した東日本国際大学の方々についてまとめたいと思います。
いわき市の東日本国際大学は、東日本大震災により多大な被害を受けました。校舎の一部は建て替えが必要なほど損壊し、震災で大切な家族を亡くした学生もいたそうです。
それだけ震災により深い傷を負った東日本国際大学の方々ですが、私たちが訪問した際は、そのような姿を微塵も感じさせないくらい、暖かく迎えていただきました。損壊していた校舎も新調し、とても明るい印象でした。
学生の方々は今、いわき市の震災を忘れさせないための様々な活動をおこなっています。いわき市の今を伝えるラジオ番組の制作もその一つです。東日本国際大学の方々は、震災を忘れず、そして前に前に進もうとしています。私はそんな彼らの姿を見て、自分にできることは何だろうと改めて真剣に考えるようになりました。
この記事では、いわき訪問2日目に私たちと交流した東日本国際大学の方々についてまとめたいと思います。
いわき市の東日本国際大学は、東日本大震災により多大な被害を受けました。校舎の一部は建て替えが必要なほど損壊し、震災で大切な家族を亡くした学生もいたそうです。
それだけ震災により深い傷を負った東日本国際大学の方々ですが、私たちが訪問した際は、そのような姿を微塵も感じさせないくらい、暖かく迎えていただきました。損壊していた校舎も新調し、とても明るい印象でした。
学生の方々は今、いわき市の震災を忘れさせないための様々な活動をおこなっています。いわき市の今を伝えるラジオ番組の制作もその一つです。東日本国際大学の方々は、震災を忘れず、そして前に前に進もうとしています。私はそんな彼らの姿を見て、自分にできることは何だろうと改めて真剣に考えるようになりました。

2013年10月29日
「いわき市視察の報告⑦~鮮場」
こんにちわ!フクシマいわきプロジェクトの寺村です。
東日本国際大学の方々と一緒に夜明け市場を後にし、続いては鮮場という東北最大級の海産物専門店に向かいました。

そこではまず初めに、「鮮魚に注目しながら何か気付くことがないか見学してください」という言葉を元に店内を自由に見学し始めました。
鮮魚を見ていると、外国産や福島県以外の日本産ばかりで福島県産の商品が一つも見当たりませんでした。
今はまだ福島県の魚は出荷できる状態ではないようで、日本の他の地域の商品が販売されていました。
しかし、汚染の被害があったために福島県産以外の産地であったとしても、店が福島県にあるため風評被害で買ってくれない人が多いそうです。
店内に蒲鉾の試食があり、食べるととてもおいしかったです。

2年半経った今でも、まだ風評被害があり、これを解決するにはもっと時間が必要だと感じました。
でも、販売されているものは、安全だというふうに審査されたからこそ販売されているので、偏見や思い込みを取っ払って、1つの商品としておいしいからというような理由で買ってほしいと思います。
福島県にはおいしい食べ物がとても多いので、ぜひみなさんにも味わっていただきたいです。
東日本国際大学の方々と一緒に夜明け市場を後にし、続いては鮮場という東北最大級の海産物専門店に向かいました。
そこではまず初めに、「鮮魚に注目しながら何か気付くことがないか見学してください」という言葉を元に店内を自由に見学し始めました。
鮮魚を見ていると、外国産や福島県以外の日本産ばかりで福島県産の商品が一つも見当たりませんでした。
今はまだ福島県の魚は出荷できる状態ではないようで、日本の他の地域の商品が販売されていました。
しかし、汚染の被害があったために福島県産以外の産地であったとしても、店が福島県にあるため風評被害で買ってくれない人が多いそうです。
店内に蒲鉾の試食があり、食べるととてもおいしかったです。
2年半経った今でも、まだ風評被害があり、これを解決するにはもっと時間が必要だと感じました。
でも、販売されているものは、安全だというふうに審査されたからこそ販売されているので、偏見や思い込みを取っ払って、1つの商品としておいしいからというような理由で買ってほしいと思います。
福島県にはおいしい食べ物がとても多いので、ぜひみなさんにも味わっていただきたいです。
2013年10月18日
「いわき市視察の報告⑥ ~夜明け市場」
こんにちは!フクシマいわきプロジェクトの瀧川です!
私たちは童謡館でお話を伺った後、いわき駅から徒歩約3分にある「夜明け市場」に東日本国際大学の方たちと一緒に行ってきました。
夜明け市場は復興飲食店街です。 震災や津波、原発事故で店舗を失ったりして仕事ができなくなった方たちが集まり、いわきを、福島を元気にしようという試みで設立されました。また、 元々シャッター街だったところに飲食店を集め、もう一度賑わいを取り戻すプロジェクトでもあります。
夜明け市場は2011年11月に2店舗から スタートしましたが、2013年4月には11店舗まで拡大しました。
私は、夜明け市場に独特な雰囲気があったと感じます。そこだけ別世界のようで、魅力がありました。
また、このような復興の形があるのだと、復興には人の強い想いが大切だと再度理解しました。
夜明け市場では、トマトハイボールが人気です。トマトハイボールは夜明け市場以外で飲むことはできないからです。

私も実際飲んでみました!トマトの甘味があるのにすっきりしていて、とにかく美味しくてごくごく飲めちゃいます。
いずれ全国展開していきたいと仰っていたので、関西でも飲めるようになるのが待ち遠しいです!
ぜひ機会があれば飲んでみてください。
私たちは童謡館でお話を伺った後、いわき駅から徒歩約3分にある「夜明け市場」に東日本国際大学の方たちと一緒に行ってきました。
夜明け市場は復興飲食店街です。 震災や津波、原発事故で店舗を失ったりして仕事ができなくなった方たちが集まり、いわきを、福島を元気にしようという試みで設立されました。また、 元々シャッター街だったところに飲食店を集め、もう一度賑わいを取り戻すプロジェクトでもあります。
夜明け市場は2011年11月に2店舗から スタートしましたが、2013年4月には11店舗まで拡大しました。
私は、夜明け市場に独特な雰囲気があったと感じます。そこだけ別世界のようで、魅力がありました。
また、このような復興の形があるのだと、復興には人の強い想いが大切だと再度理解しました。
夜明け市場では、トマトハイボールが人気です。トマトハイボールは夜明け市場以外で飲むことはできないからです。

私も実際飲んでみました!トマトの甘味があるのにすっきりしていて、とにかく美味しくてごくごく飲めちゃいます。
いずれ全国展開していきたいと仰っていたので、関西でも飲めるようになるのが待ち遠しいです!
ぜひ機会があれば飲んでみてください。
2013年10月17日
「いわき市視察⑤~童謡館」
こんにちわ!フクシマいわきプロジェクトの井口です。
8月7日の午前、童謡館で職員の方にお話をお伺いしました。

童謡館は「しゃぼん玉」や「あかい靴」など多くの童謡を作詞した野口雨情の
1400点もの童謡資料などを集めた施設です。
童謡館には東日本大震災がおこる前は年間3万人来られていて、現在は1ヵ月に100人くらい来られているそうです。
童謡館にはボランティアで働かれており、維持費は手作りのおてだまや野菜を売って集められているそうです。

職員の方に童謡館についてお話をうかがい、震災当時のことについてなど学生から様々な質問をさせていただきました。
地元の方に直接お話を聞くことができ、よい経験をさせていただきました。
>
福島のJR常磐線では童謡の曲が流れているのは3駅だけで、童謡館がある湯本駅では「しゃぼんだま」が流れています。
ぜひ、福島で電車に乗るときは童謡の曲が流れる駅を探してみてください!
8月7日の午前、童謡館で職員の方にお話をお伺いしました。
童謡館は「しゃぼん玉」や「あかい靴」など多くの童謡を作詞した野口雨情の
1400点もの童謡資料などを集めた施設です。
童謡館には東日本大震災がおこる前は年間3万人来られていて、現在は1ヵ月に100人くらい来られているそうです。
童謡館にはボランティアで働かれており、維持費は手作りのおてだまや野菜を売って集められているそうです。
職員の方に童謡館についてお話をうかがい、震災当時のことについてなど学生から様々な質問をさせていただきました。
地元の方に直接お話を聞くことができ、よい経験をさせていただきました。
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福島のJR常磐線では童謡の曲が流れているのは3駅だけで、童謡館がある湯本駅では「しゃぼんだま」が流れています。
ぜひ、福島で電車に乗るときは童謡の曲が流れる駅を探してみてください!